梅雨の時期や洗濯物の部屋干し対策として大活躍する除湿機。なかでも「コロナ」ブランドの製品は、家庭用として安定した人気を誇っています。
その中で特に注目されているのが「WHシリーズ」と「Hシリーズ」。どちらも同じメーカーで、基本性能は似ているように見えますが、実は使い方や重視するポイントによって、向いているモデルが異なります。
この記事では、それぞれのシリーズの特長や違いを比較表にまとめつつ、あなたにぴったりの1台を見つけるヒントをお伝えします。
WHシリーズとHシリーズの違いを一覧でチェック！
| 項目 | WHシリーズ | Hシリーズ |
|---|---|---|
| 除湿方式 | コンプレッサー式（夏向き、省エネ） | 同上 |
| 除湿能力（50/60Hz） | 16L / 18L | 同上 |
| 除湿可能面積 | 木造 20～23畳、鉄筋 40～45畳 | 同上 |
| タンク容量 | 5.5L（大容量） | 4.5L（やや小さめ） |
| 衣類乾燥スピード | 約58分（2kg相当の洗濯物） | 約62分（やや遅め） |
| スイングルーバー | 上下左右に自動送風＋速乾ルーバー搭載 | 上下左右に自動送風のみ |
| 運転音（強/弱） | 50/35dB（静音設計） | 50/39dB（やや音が大きい） |
| 本体サイズ（高×幅×奥） | 65.7×37.8×23.5cm | 57.0×36.5×20.2cm |
| 質量 | 13.5kg（しっかり重め） | 12.5kg（軽量） |
| 主な機能 | タッチパネル、風量5段階調整、セルフ洗浄など | シンプル操作、除菌脱臭、冬モード対応 |
| カラー展開 | ホワイト／ブラック（2色） | エレガントブルー（1色） |
| 価格帯 | 約49,000円 | 約40,000円 |
| 発売時期 | 2024年3月 | 同上 |
あなたに合うのはどっち？
WHシリーズがおすすめな方
- 洗濯物を早く乾かしたい
- 寝室など静かな環境で使いたい
- 操作性やお手入れのしやすさを重視したい
- 便利機能が豊富な機種が良い
Hシリーズがおすすめな方
- 初期費用をできるだけ抑えたい
- シンプルな操作性で十分
- 除湿機能さえしっかりしていれば満足
- コンパクトで持ち運びやすいモデルを探している
実際の使用感はどう？
WHシリーズは、スピード乾燥や静音性、操作性の高さで評価されており、特に洗濯物の部屋干しが多いご家庭にぴったりです。一方、Hシリーズは機能を絞った分だけ価格を抑えており、「とりあえずしっかり除湿したい」という人にはコスパ面で好評です。
結論：どこにこだわるかで選ぶべきシリーズが変わる！
両シリーズとも、コンプレッサー式という点では共通しており、省エネでパワフルな除湿が可能。広い部屋でもしっかり湿気を取り除いてくれます。
ただし、
- 性能や快適さを重視するなら「WHシリーズ」
- 費用を抑えたい、シンプルで十分なら「Hシリーズ」
と、選び方に違いがあります。
ライフスタイルや使う場所に合わせて、ぜひ最適なモデルを選んでみてくださいね。セールや在庫状況によって価格が変わることもあるので、購入前のチェックもお忘れなく！
コスト面で選ぶならどっち？WHシリーズとHシリーズの料金比較
除湿機を選ぶ際に気になるポイントのひとつが「毎月の電気代」と「購入価格」。とくに家電は長く使うものだからこそ、初期費用とランニングコストのバランスが大切です。
今回は、コロナの人気モデルである**WHシリーズ（CD-WH1824）とHシリーズ（BD-H1824）**の2機種について、「電気代」と「本体価格」の違いに注目して詳しく比較してみました。
電気代の違いはほんのわずか
どちらのモデルも、除湿方式は「コンプレッサー式」で、梅雨時や夏の使用に適しており、電気代を抑えやすいのが特徴です。
1時間あたりの除湿運転にかかる電気代は、WHシリーズが約9.1〜10.7円、Hシリーズが約9.5〜11円と、ごくわずかな差。衣類乾燥時にかかる電気代もほぼ同じで、1回あたりの目安はWHシリーズが約18.4〜20円、Hシリーズが約18.8〜20.3円です。
日常使いで見ると、WHシリーズの方がほんの少し安いのですが、家計に与えるインパクトはそれほど大きくありません。
本体価格は約1万円の差
ランニングコストの差は小さい一方、購入時の価格はしっかり違いがあります。
- WHシリーズ：おおよそ49,000円前後
- Hシリーズ：おおよそ40,000円前後
約9,000円ほどの価格差があるため、「とにかく費用を抑えたい」「機能はシンプルで十分」という方には、Hシリーズのほうが魅力的に感じられるかもしれません。
電気代と価格の比較表
| 項目 | WHシリーズ（CD-WH1824） | Hシリーズ（BD-H1824） | 備考 |
|---|---|---|---|
| 除湿時の電気代（1時間） | 約9.1〜10.7円 | 約9.5〜11円 | ごくわずかな差 |
| 衣類乾燥時の電気代（1回） | 約18.4〜20円 | 約18.8〜20.3円 | WHの方がほんの少し経済的 |
| 本体価格 | 約49,000円 | 約40,000円 | Hシリーズの方が約1万円安い |
どんな人にどっちが向いている？
WHシリーズが向いている方
- 快適さや機能性にこだわりたい
- 洗濯物の乾燥スピードが気になる
- 静音設計で夜間も使いたい
- デザインも選びたい（ホワイト／ブラック）
Hシリーズが向いている方
- とにかく初期費用を抑えたい
- 除湿と乾燥ができれば十分
- 操作が簡単で扱いやすいモデルが良い
結論：電気代よりも本体価格が選ぶポイントに
両機種とも1日18Lの除湿能力があり、性能面での大きな差はありません。だからこそ、どちらを選ぶかの決め手になるのは「初期費用を抑えるか」「便利機能を重視するか」の一点に尽きます。
- コストパフォーマンスで選ぶなら Hシリーズ
- 使い勝手と静音性、乾燥スピードを求めるなら WHシリーズ
どちらのモデルも、湿気が気になる季節にしっかり活躍してくれる1台。あなたのライフスタイルや予算に合わせて、最適な除湿機を見つけてくださいね。
